人気ブログランキング | 話題のタグを見る
麗江・大理3泊4日の旅 3日目
  またまた今日も雨模様。今日は大理へ移動する。去年の九寨溝ツアーと違い、今回はツアーといえ私達の2人だけ。専用車で快適ドライブ。麗江のガイドも乗り込んで、麗江と大理の間の町で大理のガイドさんとバトンタッチとなるはずが大理のガイドさんが待ち合わせ場所に来ていない。麗江のガイドさんは困っていたようだけれど、ここでちょうど昼食だったので私たちはのんびり食事。この地方の建物は中庭や、通りに面した部屋の壁がなく天井から床までの折り戸がつけられている。ここはレストランだから折り戸にはきれいな透かし彫りが。暑い時には全て開け放せばオープンテラス風。麗江古城でも束河村でも同じ朱色の折り戸がつけられているのだけれど、この色はあせて古びても味わいがある。昼食はまずまず。雲南省だけあってキノコ炒めが美味しかった。

  無事、大理のガイドも到着して再びドライブ。予定していたガイドが来られなかったようで代わりに日本語がかなり怪しい若い女性がやって来た。でも没問題。雲南省の少数民族の衣装を着ていて可愛い。大理に着いて初めに行ったのは胡蝶泉(hu2
die2 quan2/ふーでぃえちゅえん)蒼山弄峰のふもとにある。毎年春夏に花が咲き乱れて無数の蝶が集まってくるそうだ。ピンボケ写真でよく見えないけれど「胡蝶泉」の文字は郭沫若によるものだそうだ。(後から知った。)この泉には若い男女の悲恋にまつわる言い伝えがあるが、ここでは割愛。年中蝶が見られるように温室がある(有料)。

  次は大理でのメインイベントである崇聖寺三塔へ。大理と聞いて真っ先に思い浮かべるのが白くそびえるこの三塔の景色。中央の塔で16層、69メートルある。崇聖寺という仏教寺院にあるのだが、寺そのものは廃滅して今は塔だけが残っている。左の写真は蒼山側から「ジ(さんずいに耳)海」に向かって撮ったもの。右の写真は三塔公園の池に映る倒影三塔(さかさ三塔)。「三塔倒影最佳撮影点」の看板あり。右の脇塔はピサの斜塔のように傾いているが、左の塔も心なし傾いているような気がする。これで晴れていれば、蒼山やジ海がきれいに見えたのだろうなぁ。天気は悪かったけれど、麗江に比べてかなり暖かく麗江で買ったババシャツならぬババズボン(ズボン下ですね・・・)を履いていた私は暑くてのぼせてしまった。

  大理の観光の最後は大理古城。西安のように城壁がある。城内の通りには疎水が流れていて、両側には土産物屋、料理屋などが並ぶ。麗江四方街に似ているが、規模は小さく人も少ない。同じような店が続きすぐ飽きてしまうけれど、ぶらぶら散歩するのには良いところ。ここでXさんはひすいのストラップを購入。言い値はそんなに安くなかったのだけれど中国人ガイドがいくらにするの?と店員に聞いたら、私たちに分からないと思って○○元と言ったので、黙ってそのお金を出したらきょとんとしていた。

  ホテルは亜星大飯店(Star Hotel)。高級でもなく、かといってお安くもない中途半端なグレードのホテルかな。大きなホテルだったけれど、ロビーでもレストランでも他の客にほとんど会わず寂しい感じ。まぁ、街にたくさんいるバックパッカーがこんなホテルを選ぶわけないしね。明日は空路で昆明へ向かう。
by tabisuru | 2005-07-13 19:37 | あちこち
<< HSK成績の変化 麗江・大理3泊4日の旅 2日目 >>