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2004年10月23号 星期六|カルフールのレジに2時間並ぶ!(怒)・・・深まる謎
昨日帰宅したら喉が痛かったので、嫌な感じがする・・・と思いながらも就寝。朝起きたら、やはりひどくなっていた。何をする気もせず、中国語を聞く気にもならなかったのでずっとNHKワールドプレミアムをつけておいた。
これ以上喉が痛くならないように、以前から買おうと思っていた加湿器を入手しようと近場のスーバーに出かけたけれど、売り場に店員が集結していて近寄る気が起こらない・・・。スーパーに行くたびに中国は人が多いのだなということを実感。売り場にたくさんの店員が立っていて、なにか商品を手に取るとあれこれ説明したり、お勧め商品をプッシュしてくるのだ。




ああ、加湿器を買うためだけに出かけたのに、買えずに帰宅。置いてあった加湿器が熊?パンダ?かわからない形で丸くやけに場所をとるような気がしたのも買えなかった理由のひとつ。とりあえず帰宅してタオルを洗濯してあちこちにぶら下げて乾燥対策をしておいた。

3時過ぎにXさんから電話があってフランス系ショッピングセンター、カルフール「家乐福(jia1 le2 fu4・じゃーらーふー)」中関村店に行くというのでお誘いに載って出かけることにした。
ちょうど空いたバスが来たので待つことなく順調にカルフールに到着。
私の今日の目的は加湿器と長袖シャツ(いわゆるババシャツ)を買うこと。初めて週末にカルフールに出かけたのだが、ひどい混雑。レジの列も長い。

人ごみをかきわけるようにしてあれこれ選んで、最後に加湿器売り場に。強力に象の形の加湿器を勧められるがクリーム色のシンプルな円筒形の加湿器にした。売り場でカードを渡してもらい自分で家電売り場のキャッシャーに行きお金を支払い、伝票を持って売り場に戻り、そこでやっと商品を渡してもらえるという面倒な仕組み。中国ではよくあるシステムだが。
キャッシャーも結構混んでいるが、おとなしく一番最後にならぶ。私の前の人が支払っている時に、私の後ろにいた人がぐいぐいと商品をレジに押しやって来たので私は抜かされてしまった。レジの店員もちゃんと見てろよ!と思いながらもいつものことなので、次に私がクレジットカードと値段の書かれたカードを出すと、レジの女性に何か言われた。クレジットカードが使えないのか?と初めは思ったけれど、よく聞くとこともあろうに「ちゃんと並べ。」と言っているようなのである。ここでさすがにブチ切れ「何を言っているの!私はずっと並んでいたじゃない。この人より私は先に並んでいたんだからっ!!」と日本語で抗議してそのままレジを済ませた。よりによって中国人に並べと言われるとは!!
やっとのことで加湿器売り場に戻ると、XさんとYさんが待っていてくれて既に加湿器の箱を手にしていたのでそれを受け取り、他のものの精算を済ますために再びメインのレジの列に並んだ。並んでいる最中に、これって箱は青いけど中身は何色なんだろう?といって箱を開けてみたら中身は水色だった。見本はクリーム色なのに、黙って水色の商品を渡すって・・・いかがなものか。中国人にとって色なんてどうでもいいのか?謎である。
私はクリーム色より水色のほうが良かったので、まあいいけど。
さて、レジの行列である。長蛇の列なのである。
私たちが並んだ列は靴売り場に達していたので、売り場の棚に隠れて列の全貌は良く見えないが、かなりの長さ。そしてレジの行列にしては進み方が遅すぎる。
1時間30分ほど並んだあげくレジの近くまで近づくと、横から新たな列が出来ていて合流していることが発覚。横入りの列が、本来の列を駆逐するくらいの勢力をもってしまっていたのであった。これでは進まないはずだよ。しかし本来の列に並んでいた人たちは余りにも長時間並んでいたので、絶対に横入り組の人たちを入れたくないし、横入り組の人たちは本筋の列に並び直すとなると大変なことになるので、なんとしても列に入ろうとしてとんでもない状態になっている。通勤電車よりひどい混雑具合。
それなのに、人が集中しているその列に限って2つあるレジ機のうち1つしか開けていない。そしてひとつだけのレジは一人の女の子が一人でチェッカーを通し、荷物も詰めているので客一人にかかる時間がけっこう長時間になる。そしてその混乱したところを店員が通りかかっても何ら対策をしようとしないのである。私たちがすごい格好でもみあっているところを「じゃまだからちょっとどいて。」くらいの態度で店員が分け入って通り抜けていくのである。お前どんな神経しているんだよ!!
周りの中国人も謎である。客同士文句は言っているものの、店側に抗議している人がいない・・・。私が中国語が話せるならとっくに「責任者だせーーーーっ!」と言っているに違いない。
この混雑したレジに応援要員を出せ!列が1本になるように客を整理しろ!頭使えよ・・・。

結局レジを通過した時間は19:20。並び始めたのは17:25。買い物していた時間より並んでいた時間のほうが長いよっ!

しかしこの混乱ぶりはカルフールに限ったことじゃない。
私たちが良く行く学校近くの中華料理店でも、客が勝手に席を取るのでずうずうしい客のほうが先に座ってしまう。座れない客も、終わりそうなテーブルの周りで陣取っているので通路がふさがってしまって料理を運ぼうと思っても、通れないくらいの人ごみになている。それも毎日。効率が悪いことはなはだしい。
入り口に一枚ウェイティングリストを用意すれば済むことじゃないのか。誰か一人案内係りになれば済むことじゃないのか?
毎日毎日繰り返されるこの混乱ぶりをどうして何とかしようと思わないのか全くの謎。とてつもなくすごい技術がいるとか、先行投資がいるわけでもあるまいに。頭使えよ・・・。

2004年10月23号 星期六|カルフールのレジに2時間並ぶ!(怒)・・・深まる謎_a0006507_2313248.jpgさて帰ってきて戦利品を確認したら、Lサイズと書いてある棚から取ってきた長袖シャツ(2枚組)は袋にはMサイズと書いてあって、上の1枚はLサイズ下の1枚(袋の外からは見えなかった)はMサイズだった・・・。やられた。よく確認しなかった私がバカだった、これはありがちなことだから。
しかもMサイズとLサイズを重ねてみたら、MサイズのほうがLサイズより肩幅が広いという謎のサイズ設定。ま、着れるからいいか。
by tabisuru | 2004-10-23 23:02 | 日常
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