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2004年10月5号 星期二|九寨溝の旅 4日目
今朝も暗いうちに起床。寒い・・・。しかし今日は黄龍だ。ここからそれほど遠くないらしい。
朝食を済ませバスでしばらく走る。途中から雪景色になる。ほどなく水晶加工販売の店に到着。
そこそこの大きさの店なのだが、観光バスが次々と乗り入れるので中は大変な人ごみ。
おまけに何時までこの店にいるのかわからない。同じツアーの中国人に聞いても知らないという。こんな人ごみで、知らないうちにバスが出発していてもわからないではないか。置いていかれても不思議はない。




私はあまりの人ごみにゆっくり商品を見る気もうせて、トイレに向う。とにかくトイレがあれば必ず入っておくのが鉄則。トイレも案の定すごい人。この国の人は当然フォーク並びなんてしないので、うかうかしていると抜かされてしまう。
商品もろくに見ないで早々にバスに引き上げたが、出発時間が決まっていないのでいつものことながら延々バスの中で待たされた。どうしてこんな風なのか?1時間、とあらかじめ言ってくれればゆっくり見ていられるのに。他のバスがどんどん出発して、駐車場がガラーンとしてもうちのバスは停まったまま。なんだかのんびりしている。
やっと出発したと思ったら今度は牛肉加工販売所に到着。肉料理に付き物の五香粉のにおいが私は苦手なので、入り口付近で写真だけ撮ってさっさと戻ろうとしたら、一方通行で戻らせてくれない。中国は一方通行がお好きなのである。

次は昼食。さっさと黄龍に行けばいいのに。
テントのようなところで食事を済ませて、バスに乗り込むとここで次なるトラブルが起こったらしく車内は騒然。
聞くと「雪が降ったので黄龍には行けなくなった」とのこと。ビックリである。
今は晴れていて、雪も積もってはいないけれど、これから行くところは高地なので雪がかなりあるらしい。
しかし、納得できない人が多くさんざんもめた挙句、黄龍に向うことに。
少し走ってまた停まり話し合いがあり、また走り・・・と3度ほど繰り返した。
黄龍から戻ってくるバスを止めて運転手に様子を聞いてくる客もいて(それによると走行可能らしい)とりあえず向ったものの、行くか行かないかもめている間に時間が経ってしまい、峠に達した時は2時くらいになっていて、今は通れるけれど帰りには道が凍結しているかもしれないという状態になったので結局引き返すことになった。
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写真は峠の景色。
もし朝からまっすぐ黄竜に向っていたら、ちゃんと到達できたのではないかと思う。
これで決定的に旅行会社に対する不信感が強まって客と添乗員との溝が深まってしまった。

日本だったら、通れなければ道を封鎖してしまうから、客が行くか行かないか決めるなんてことにはならない。観光バスで山道を走るのに雪対策をしていないのもいかがなものか。おまけに今までに添乗員に誠意がなく反感をかっていたので、話も全くまとまらず・・・。

さらに憤懣やるかたない状態でホテルに到着したら、なんと今日も3人部屋だという。またしても連れと同じ部屋になれないグループ、カップルは大激怒。私達は3人部屋に4人で泊まるからその代わりに1人分の部屋代を返せ!とSさんが主張し、大激論の末にいくばくかのお金を獲得。他のグループは強引に別のホテルに部屋を取らせたりしたようだった。
今日のホテルのバスルームは今までで最高に汚く、トイレの真上くらいにシャワーヘッドがついているようなありえない構造だった。当然誰もシャワーは浴びずに就寝。
by tabisuru | 2004-10-05 00:13 | あちこち
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